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経済観測

故郷を思う若き農業者たち=農業ジャーナリスト・青山浩子

 3月10日、福島県飯舘村でのトークセッションは、同村出身の2人の若手畜産農家を中心に話が進んだ。飯舘村は東日本大震災後の原発事故によって出された避難指示が、2017年3月末に一部地域を除いて解除された。

 1人は県外の精肉店で約5年働いた後、現在は飯舘村での農業再開をめざしている。震災直後は「(放射能汚染で)人が食べるものを作れない土地になった」と涙にくれたが、村の復興にむけて奔走する人々を見て、現実と向き合い、父親とともに農地再生に取り組んでいる。

 もう1人は北海道に渡り、畜産を再開した人。飯舘村で就農して3年目に被災した。就農当初から、食料生産のみならず、教育的価値や都市生活者との交流など多面的な機能を発揮する農業を志してきた。まず北海道でこれらを実践し、いずれ飯舘村で農業を再開しようと考えている。

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