自民改憲本部

9条改憲7案提示 「必要最小限度」案が軸

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自民党憲法改正推進本部の執行役員会であいさつする細田博之本部長(左から4人目)=自民党本部で2018年3月14日午前8時4分、宮間俊樹撮影
自民党憲法改正推進本部の執行役員会であいさつする細田博之本部長(左から4人目)=自民党本部で2018年3月14日午前8時4分、宮間俊樹撮影

 自民党憲法改正推進本部は14日午前の役員会で、自衛隊の存在を明記する改憲の条文案を協議した。細田博之本部長は9条2項(戦力不保持)を維持、削除・改正する七つの条文案を提示。このうち2項を維持して、新設する9条の2に「必要最小限度の実力組織」として「自衛隊を保持」と規定した案での意見集約を目指す。15日の全体会合で詰めの協議を行う。

 提示された7案は▽2項削除▽2項維持で自衛隊を明記▽2項維持で自衛権を明記--の三つに大別される。

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