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生笑一座

生きる、伝える…ホームレス経験者ら都内で公演

笑顔でポーズを決める「生笑一座」のメンバー

 ホームレスを経験した人たちでつくる北九州市の語り聞かせグループ「生笑(いきわら)一座」が19日、東京都内で公演する。一度は「もう死ぬしかない」という極限状態に追い込まれた人たちが笑いを交えて路上生活を語り、生きていれば笑える日が来ることを伝える。

     座長は北九州市でホームレスを支援するNPO法人「抱樸(ほうぼく)」理事長の奥田知志さん。小中学校でホームレスについて講演する機会が多いものの、実態を伝えるには当事者の言葉が必要と思い立った。抱樸の活動を通じて路上生活から脱却したメンバーとともに2013年に旗揚げし、年20回ほど学校などで公演している。都内では今回が初めてという。

     公演は、時に自らを精神的に追い込んでしまう子どもたちに向けたものだ。舞台に立つのは母の死で目標を失って野宿を始めたり、約10年の路上生活を送ったりした座員たち。多くの人たちの支えで今では笑顔でいられることを語り、苦しい時は我慢せず「助けて」と声を上げる大切さを伝える。奥田さんは「生きる喜びを感じてもらいたい」と話す。

     19日午後1~4時、世田谷区の三茶しゃれなあどホール(同区民会館別館)で。入場無料。公演後、奥田さんと保坂展人世田谷区長らの対談もある。先着100人。問い合わせは、イベントの共同呼びかけ人の中澤まゆみさん(03・5477・9891)まで。【銭場裕司】

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