特集

広島・長崎原爆

1945年8月、広島・長崎へ原爆が投下されました。体験者が高齢化するなか、継承が課題になっています。

特集一覧

広島原爆

被爆前の記憶、色鮮やか AIで写真カラー化

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
カラー化された集合写真(画面手前)と元の写真(画面奥)を見つめる(左から)浜井さん、渡邉准教授、庭田さん=広島市中区の広島女学院高で
カラー化された集合写真(画面手前)と元の写真(画面奥)を見つめる(左から)浜井さん、渡邉准教授、庭田さん=広島市中区の広島女学院高で

高校生ら取り組み

 被爆者の記憶をカラー写真で鮮明に--。広島市の広島女学院高校の生徒が、被爆者らが持っている原爆投下前の写真をAI(人工知能)を使ってカラー化する取り組みを進めている。生徒たちは「カラーになった写真を見てもらいながら当時の様子を聞き取ると、私たちも身近に感じることができ、証言を理解しやすくなる」と話している。

 核兵器廃絶を求める署名活動を行う校内の実行委員会に所属する1、2年生14人。実行委はデジタル技術を生かした平和教育に取り組む首都大学東京の渡邉英徳准教授(43)と連携し、被爆者の証言を動画で紹介するウェブサイト「ヒロシマ・アーカイブ」を2011年から制作している。

この記事は有料記事です。

残り684文字(全文980文字)

【広島・長崎原爆】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集