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毎日経済人賞

星野リゾート代表を表彰 東京で贈呈式

第38回「毎日経済人賞」の贈呈式に臨む星野リゾートの星野佳路代表(右)と、信越化学工業の金川千尋会長=東京都文京区のホテル椿山荘東京で2018年3月13日午後2時53分、手塚耕一郎撮影

 第38回「毎日経済人賞」の贈呈式が13日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で開かれ、受賞した星野佳路・星野リゾート代表が表彰された。新設の「毎日経済人賞栄誉賞」を受賞した金川千尋・信越化学工業会長も来場者の祝福を受けた。

     毎日経済人賞は、優れた経営手腕で経済界に新風を吹き込み、社会的、文化的な活動を通じて国民生活の発展に貢献した経営者をたたえる。今年から、過去の受賞者の中から顕著な業績を残した経営者を改めて表彰する「栄誉賞」も新設した。

     星野氏は長野県軽井沢町の老舗温泉旅館の4代目として経営を引き継ぎ、国内外で36拠点を運営するリゾート運営会社に成長させたほか、経営破綻した国内各地のリゾート施設を次々と再生させた。贈呈式では、選考委員を務めた福川伸次氏が「全国の多様な観光資源を活用し地域振興を進め、海外観光客を呼び込み日本の発展に寄与した」と評価した。星野氏は「事業を通じて社会や地域に与えたポジティブ(積極的)なインパクトを評価いただいた。ホテルの運営は米欧が圧倒的だが、そのなかで日本の運営者として食い込んでいきたい」と述べた。

     金川氏は1990年から20年間、信越化学工業の社長を務め、現在も会長として第一線に立つ。同社は世界最大の塩化ビニール(塩ビ)メーカーとして知名度が高く、半導体の基板となるシリコンウエハーでも世界トップシェアを誇る。経済人賞の受賞後もグローバル展開を進めて、同社の時価総額を社長就任時の10倍に伸ばした。

     福川氏は「バブル崩壊後の厳しい経済環境の中で素晴らしい業績を残した。日本の経営のモデルとなる素晴らしい実績だ」とたたえた。金川氏は「経済人賞に恥じないようにと励んできた。栄誉賞は望外の喜びで、更なる高みを目指したい」と語った。

     星野氏には第56回毎日芸術賞受賞の書家、船本芳雲氏が揮毫(きごう)した書「侃々諤々(かんかんがくがく)」が贈られた。星野リゾートの社風を表す言葉という。【今村茜、古屋敷尚子】

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