メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

米国

ティラーソン国務長官解任 トランプ大統領が発表

 【ワシントン高本耕太】米国のトランプ大統領は13日朝(日本時間同日夜)、自身のツイッターでティラーソン国務長官の退任を発表した。後任にポンペオ中央情報局(CIA)長官が就く見通し。ホワイトハウスも同日、ティラーソン氏の退任を認めた。トランプ氏はツイッターでの発表後、ティラーソン氏との間に「意見の相違があった」と話しており、事実上の解任とみられる。国際協調路線を掲げてきたティラーソン氏の退場で、トランプ政権が外交・安全保障政策でより強硬な路線を進む可能性がある。

     アフリカ歴訪中のティラーソン氏は「体調不良」を理由に10日のケニアでの日程をキャンセルしていた。政策面でトランプ大統領との亀裂が生じていたティラーソン氏にはたびたび辞任説が浮上していた。トランプ氏はツイッターに「ポンペオが新しい国務長官になる。彼は素晴らしい仕事をしてくれるだろう。ティラーソンの貢献に感謝する!」と投稿。その後、ホワイトハウスで記者団に対し「ティラーソンとはイラン核合意への対応などを巡り意見の相違があった。ポンペオと私は似た考えを持っている」と述べた。

     ロイター通信は、ホワイトハウス高官の話として、トランプ氏は米朝首脳会談に「新しい外交チーム」で臨みたいとの意向を持っていたと伝えた。トランプ氏はティラーソン氏に9日に解任を告げたとされる。一方、国務省はトランプ氏の解任判断について「長官から聞いておらず、理由は不明だ」とする声明を発表。また「長官自身は職務を続ける意思があった」と指摘した。

     ティラーソン氏は2006年から米石油大手エクソンモービルの会長兼最高経営責任者(CEO)を務めた。実業家としてロシアをはじめとする各国の首脳と築いた人脈に期待され、17年2月に国務長官に就任。トランプ政権では閣僚らの辞任が相次いでいるが、米外交の顔である国務長官が政権発足から1年あまりで退任するのは異例だ。

    毎日新聞のアカウント

    話題の記事

    アクセスランキング

    毎時01分更新

    1. 新潮45休刊 「組織ぐるみ擁護に怒り」新潮社前でデモ
    2. 伊方再稼働許可 「福島の事故忘れたか」被爆者ら怒り
    3. 涼宮ハルヒ 5年ぶり新作書き下ろし短編 「ザ・スニーカー」特別号に掲載
    4. 新潮社 「新潮45」が休刊 杉田氏擁護特集で批判浴び
    5. 国語世論調査 「存亡の危機」83%が使用 「新語で苦労」55% 16年度

    編集部のオススメ記事

    のマークについて

    毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです