春の年中行事となった「東京・春・音楽祭」が、今年も東京文化会館をはじめ、美術館、博物館など上野に集まるさまざまなホール、ラウンジなどで開かれる。ポーランドの伝統を伝えるユレク・ディバウ指揮シンフォニエッタ・クラコヴィアと名バス・バリトンのトマス・コニエチュニーによるマーラーをオープニング(16日東京文化会館)に、オペラ、室内楽、歌曲、そしてフィナーレのロッシーニ《スターバト・マーテル》(4月15日同)まで、100を超える公演が用意される。
最も話題を呼ぶのはワーグナーの楽劇シリーズ。9回目の今年は《ローエングリン》を取り上げる。タイトルロールに透明感のある声で人気のテノール、クラウス・フロリアン・フォークトを据えウルフ・シルマー指揮N響による2回公演(4月5、8日同)。フォークトはオペラとは別に、ハイドンからバーンスタインまでを、ピアノのイェンドリック・シュプリンガーと共に2回の歌曲の夕べで披露する(26日、4月11日同)。独バイ…
この記事は有料記事です。
残り283文字(全文705文字)
毎時01分更新
菅義偉首相は27日、与党幹部2人が緊急事態宣言下で東京・銀…
東京都議選(定数127)は6月25日告示、7月4日投開票と…
<科学の森> 東京電力福島第1原発の廃炉作業では、多くの課…