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劇場のピクニック

深津演劇祭 11団体参加、今月で終了 それぞれの演出、新たな価値

劇団「桃園会」のはたもとようこ(右)と森本洋史=畑律江撮影

 活躍を期待されながら、2014年に46歳で病没した関西の劇作家、深津篤史。彼が残した戯曲を次々に上演してきた「深津演劇祭」が今月で終了する。16年秋から約1年半、関西だけでなく東京や名古屋の劇団も含め、11団体が参加。その最後を、深津が率いた劇団「桃園会」がしめくくる。

 深津は兵庫県出身。1992年に桃園会を旗揚げし、98年に「うちやまつり」で岸田國士戯曲賞を受賞した。孤独ゆえに他者を求める人間のコミュニケーションに光を当て、生者と死者、あるいはそのどちらとも判然としない者を交錯させる深津戯曲は、繊細で緻密。時に難解と評された。戯曲には表面からは見えないサブテキストが潜…

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