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プーチン時代

検証・ロシアの今/2 冷戦後最悪の対米関係 価値観押しつけ拒絶

 「一極支配とは何か。権力の中心がただ一つ。主人がただ一人、主権者がただ一人の世界だ。民主主義とはなんら関係がない。今日の世界では一極支配は容認できず機能しない。倫理的、道義的な基盤がないからだ」

 米露関係は「冷戦終結後最悪」といわれる。プーチン大統領の米国敵視の姿勢はいつ始まったのか。多くのロシアの軍事・外交専門家が「分水嶺(ぶんすいれい)だった」と口をそろえるのが、2007年2月10日、ドイツ・ミュンヘンで開かれた「安保政策会議」でのこの演説だ。ゲーツ米国防長官(当時)らを前に米国の「一極支配」を初めて痛烈に批判した。

 00年の就任当初、プーチン氏は米国との協力に腐心した。01年の米同時多発テロでは、世界の指導者で真っ先にブッシュ大統領(当時)に電話し、支援を申し出た。だが、03年のイラク戦争で様相が変わった。中東の「民主化」を目指すブッシュ政権の軍事介入は、プーチン氏にとって国連安保理の承認なしの「違法な戦争」と映った。

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