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ホーキング博士死去

「病は研究阻まない」 先進理論、学界に衝撃

仙台市のホテルで東北大の学生らと語らうホーキング博士=1993年7月、土佐誠・仙台市天文台長提供

 難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)で、体の自由や言葉を失いながらも宇宙創成の謎に挑み続けた「車いすの天才物理学者」、スティーブン・ホーキング博士(76)が死去した。先進的な理論で学界に衝撃を与えた一方、著書や講演で一般の人にも宇宙の謎を魅力的に語りかけ、気さくな人柄も相まってファンが多かった。

 大学院在学中にALSと診断され、車いす生活になったホーキング博士。1985年に気管切開手術を受け、声も出せなくなった。それでも音声合成装置を介して会話しながら研究を続けた。

 2016年には、光速の5分の1の速さで飛ぶ小型探査機の開発計画を発表。地球から4・3光年離れた太陽系の隣の恒星系に送り込む構想を打ち出し、地球外生命探査に意欲を見せた。一方、人間の操作が不要な「自律型致死兵器システム」(LAWS)の開発禁止を他の研究者らと連名で訴えるなど、人工知能技術の軍事利用に強い懸念を示していた。

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