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建設現場でアスベスト(石綿)を吸い、肺がんなどを患ったとして、元建設作業員と遺族計354人が国と建材メーカー42社に総額約120億円の賠償を求めた「東京第1陣集団訴訟」の控訴審判決が14日、東京高裁であった。大段亨裁判長は、1審・東京地裁判決(2012年12月)に続いて国の責任を認め、327人に約22億8000万円を支払うよう命じた。
14件の同種訴訟で高裁判決は2件目。「一人親方」などと呼ばれる個人事業主の被害に対する国の責任を初めて認め、170人に約10億6000万円を賠償するよう命じた1審判決より、救済対象とした原告数と賠償額が大きく増えた。
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