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群馬百湯

/59 花咲温泉・しんめいの湯(片品村) 特色求め源泉掘削 神様に見守られ地元らしさ追う /群馬

片品産の青石が使われている女湯

 「その昔、花咲(はなさく)には温泉がなかった。それが掘ってみたら、47度の源泉が湧いたんだ」。日帰り温泉「しんめいの湯」を営む「せみね山荘」の初代、星野侃三(かんぞう)さん(70)は23年前を懐かしそうに振り返る。

 花咲地区の民宿14軒で協力して温泉を掘り始めたのは1995年1月。「米が採れて、豆も採れる。何でも採れる山村だけど、特色が足りない」。誘客のため、星野さんが温泉掘削を提案した。狙い通り、地下1000メートルから38度のぬるま湯が湧出(ゆうしゅつ)し、翌年、250メートル掘り下げたところで43・5度の湯脈に行き当たった。

 「しんめいの湯」を始めたのはそれから3年後。22年間勤めていた武尊(ほたか)オリンピアスキー場が経営難に直面し離職を迫られたのがきっかけだった。当時52歳。温泉経営のノウハウはなかったが、座右の銘は「やればできる」。20代の時に従事した建設業の経験を生かし、良質の材木をかき集め、施設を作った。

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