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風とともに

あるミニコミ紙の30年/4 「神亀酒造」ラベルに書道作品 父同士の友情を形に 純米酒復権、次世代へ /埼玉

新酒のラベルに決めた吉田ももさんの書道作品を掲げる神亀酒造の蔵元の家族。左から小川原貴夫さん、長男啓太さん、妻佳子さん。「飛」は商標登録の問題が生じ、「花火」に変更された

 雑木林に覆われた蓮田市馬込の日本酒蔵「神亀(しんかめ)酒造」は、新酒の仕込みの最盛期を迎え、蔵に隣接した事務所内にも甘い芳香が漂う。2月22日、8代目蔵元の小川原貴夫さん(38)と義母の美和子さん(65)が、おびただしい数の和紙を机の上に広げた。蓮田市在住の吉田ももさん(43)が1年間に書きためた作品群で、この中から生タイプの新酒3種類のラベルを選ぶのが恒例となっている。今季は「花火」「走」「おとしもの」に決まった。

 ももさんの作品をラベルに採用したのは、7代目の故・良征(よしまさ)(本名・祥匡(よしまさ))さんだった。1990年ごろ、ラベル用の文字を書いてもらおうと、近所で書道教室を開く清水絢子(あやこ)さん(85)を訪ねた。清水さんはももさんの伯母で、文字を書き上げる待ち時間に、教え子だったももさんの作品を見せた。「先生、すごい字ですね」。強烈な印象が残った。

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