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チンドン繁盛記

昭和外伝/7 楽士・中沢寅雄の手記(2) クラリネットを独学で /東京

 1930年9月にやっと年季が明けた後、中沢寅雄は「ただ漠然とした気持ちで」憧れていた東京に向かい、国電日暮里駅に降り立った。

 「谷中銀座を左に見て右に二百メートル程の処(ところ)に百軒長屋で熊さん八さんが住む長屋。私はがっかり失望」(中沢手記)。職業安定所に通ったが、「履歴書に川越尋常小学校一年で中退では職員もウン……」。

 本郷田町(現・本郷4丁目)に住む姉夫婦を頼って居候となったが、この姉の夫が「徳井勘次郎、本郷片町鈴…

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