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第103回全国高校野球選手権

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第90回センバツ 膳所/下 応援率いる福本さん、山藤さん 声と踊り、選手の力に /滋賀

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応援練習をする膳所の福本蒼乃さん(中央)ら=大津市の同校で、森野俊撮影
応援練習をする膳所の福本蒼乃さん(中央)ら=大津市の同校で、森野俊撮影

 <第90回記念選抜高校野球>

 膳所の生徒の多くは本格的な野球応援の経験がない。甲子園でアルプスを盛り上げるのは、女子だけの応援団と、今春のセンバツのため集まった男女の「応援リーダー」たちだ。自分たちの部活動は休み、野球部の応援練習に専念している。

 応援団は普段はチアリーディング部として活動。主将の福本蒼乃さん(2年)は2009年夏、滋賀学園のチア部「レイカーズ」の「キッズチア」で甲子園応援を経験しており、今回のセンバツ応援をけん引する。

 振り付けはレイカーズの村井三幸コーチ(42)が担当。「琵琶湖周航の歌」や「マジンガーZ」など滋賀や膳所にちなむ曲や、選手からリクエストのあった流行歌など21曲を用意した。福本さんは「曲数が多くて大変だが、応援も膳所の試合の一部。選手もスタンドも一体になって楽しめるような声と動きで盛り上げたい」と意気込む。

 さらに、応援団やベンチ入りしない野球部員だけでは他の生徒や保護者らを巻き込むことは難しいと学校側が判断し、主に声での応援をリードするメンバーを募集。さまざまな部から1、2年の男女19人が手を挙げた。毎日の昼休みと放課後、空き教室などを使って、声出し、吹奏楽部の演奏に合わせた踊りや手拍子を練習している。

 代表でバレーボール部の山藤慎也さん(2年)は「授業が終わるとダッシュで練習に向かう野球部の選手たちにはいつも元気をもらっているので、今度は僕たちが力になりたいと思った。甲子園全体を盛り上げられるよう思いっきりやりたい」と話す。【森野俊】

膳所の「Z」のポーズをする山藤慎也さん(右端)ら=大津市の同校で、森野俊撮影
膳所の「Z」のポーズをする山藤慎也さん(右端)ら=大津市の同校で、森野俊撮影

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