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第94回センバツ高校野球

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’18センバツ創成館 第3部 選手の横顔/6 伊藤大和投手/出嶋公誠捕手 /長崎

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 <第90回記念選抜高校野球>

上手と横手、変幻自在 伊藤大和(やまと)投手(2年)

伊藤大和投手 拡大
伊藤大和投手

 持病の腰痛が悪化し、「体に負担がかからない投げ方を」と上手投げと横手投げの併用を始めた。平松大輝捕手(2年)が出す「上の真っすぐ」「横のスライダー」といったサインに従い、“変幻自在”の投球を見せる。九州大会の決勝、富島戦は2番手で登板し、4イニングで6奪三振、無失点の好投。初優勝の原動力となった。

 明治神宮大会でも全4試合に登板したが、決勝の明徳義塾戦では期待に応えられなかった。2点を追う七回、相手打線に右打者が続くことに合わせ、マウンドに呼ばれた。しかし、2安打を浴び、1アウトしか取れずに降板。許した走者2人がその後、本塁に還り、痛い追加点を奪われた。「悪い流れを作ってしまった」

 冬の間に、打たせて取る投球を身につけようと、上手と横手、それぞれで直球と変化球を磨いた。甲子園では先発登板も狙う。「どんな場面でも選ばれる存在になりたい」

冷静さに秘めた闘志 出嶋公誠捕手(2年)

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出嶋公誠捕手

 昨秋までは内野手としての登録だったが、ブルペンキャッチャーとして登板前の投手陣の調整に付き合ってきた。公式戦で打席に立ったのは2度だけだったが、裏方としての活躍が評価され、控えの捕手としてメンバー入り。センバツでも5人いる投手の継投が予想され、「投手陣を支え勝利に貢献したい」と意気込む。

 1年生の秋、打撃時に左手首を骨折した。3カ月間、いつも通りの練習ができず、もんもんとした日々を過ごした。久しぶりにバットを握ることができた時の喜びは忘れられない。「あの時の苦しさがあるから、今の自分がある」

 自他共に性格は「真面目」。練習の準備は前日に入念にする。最近の紅白戦では、配球のバリエーションを増やすことに心を砕く。センバツを見据え、「負けたら次はない。絶対勝つんだという思いで、粘り強い野球をしたい」と語る。冷静さに秘めた闘志がのぞく。

〔長崎版〕

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