熊本地震

避難所の光景を絵本に 不安や心の暗さ、黄色系絵の具で 移住直後被災、イラストレーター・やじまますみさん /熊本

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地震の約8カ月後には食道がんを患ったやじまさん。今夏、延期していた画廊の開店を目指す
地震の約8カ月後には食道がんを患ったやじまさん。今夏、延期していた画廊の開店を目指す

「絵描きとして記録しなければという使命感」

「あのとき、そこにきみがいた。」 あすから原画展も

 熊本地震直前の2016年3月下旬に移住した熊本市中央区で被災したイラストレーター、やじまますみ(本名・矢島眞澄)さん(66)が、約10日間過ごした避難所での光景を記録した絵本「あのとき、そこにきみがいた。」(ポプラ社)を出版した。やじまさんは「絵描きとして記録しなければいけないという使命感があった」と思いを語った。【清水晃平】

 やじまさんは東京都中央区出身で、広告代理店に2年間勤めた後、40年以上もフリーのイラストレーターとして児童文学や広告を手がけてきた。現代美術を扱う画廊を開くことが夢だったやじまさんは、妻由美子さん(66)の実家に近い熊本市中央区新町に引っ越し、約3週間後に熊本地震に遭った。

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