東日本大震災

福島第1原発事故 原発避難者訴訟 自主避難、賠償拡大 家族離別「時戻らず」 京都地裁判決

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判決の報告集会で話を聞く原告の吉野裕之さん(中央)=京都市中京区で2018年3月15日、小松雄介撮影
判決の報告集会で話を聞く原告の吉野裕之さん(中央)=京都市中京区で2018年3月15日、小松雄介撮影

 東京電力福島第1原発事故の避難者集団訴訟で、京都地裁は15日、国と東電の責任を認めて賠償を命じた。原告の事故当時の居住地は、福島県内の「自主的避難区域」(福島市など)が141人、茨城や千葉など同区域外が31人と自主避難者がほとんど。判決は子供の有無など独自基準を示し、原告の8割超の149人の避難を相当として賠償金の大幅上積み(最大457万円)を認めた。同種訴訟に影響を与えそうだ。

 「離ればなれになった時間は取り戻せない」。福島市の吉野裕之さん(52)は判決後の記者会見で言った。事故後、妻(51)と一人娘の長女(10)を京都市山科区に避難させた。別居生活は7年に及ぶ。

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