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【ガジアンテプ(トルコ南東部)高橋宗男】クルド人勢力掃討を名目にシリアへの越境攻撃を続けているトルコ軍が、シリア北西部アフリンを包囲し、攻撃を強化している。在英民間組織・シリア人権観測所によると、16日にはトルコ軍の砲撃で少なくとも43人が死亡。この数日で住民約3万人がアフリンや周辺の村々から脱出し、シリア政府軍の支配地域に向かったという。
トルコ軍は1月20日、国内の非合法組織・クルド労働者党(PKK)と連携しているとして、アフリンを支配するクルド人民兵組織・人民防衛隊(YPG)への攻撃を開始。「テロとの戦い」を理由に攻撃を続けている。
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