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アカデミー賞受賞 辻さん(その1) 夢舞台、駆け上がる

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 「(同居している)猫にも感謝」--。受賞演説はユーモアたっぷりだった。4日(日本時間5日)の米アカデミー賞授賞式。日本人初のメーキャップ&ヘアスタイリング賞に輝いた辻一弘さん(48)は舞台の階段を駆け上がり、黄金色のオスカー像を受け取った。

 高く評価されたのは特殊メークだ。英国映画「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(日本公開は30日)で、面長の主演、ゲイリー・オールドマンさん(59)を丸い顔立ちのチャーチル元英首相に変身させた。その出来栄えはチャーチルの子孫をも驚かせた。

 舞台に立った辻さんは胸ポケットから眼鏡を取り出し、メモを見ながら演説を始めた。「素晴らしい俳優で、真の友人だ」「一緒に(映画製作という)旅ができてうれしい」。感謝を伝えると、オールドマンさんは小さくうなずいた。

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