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世界の見方

米サッカーとトランプ氏 アフシン・モラビ 米ジョンズ・ホプキンズ大高等国際問題研究大学院・上級研究員

アフシン・モラビ 米ジョンズ・ホプキンズ大高等国際問題研究大学院・上級研究員=ワシントン市内で高本耕太撮影

 米国のサッカーが台頭を遂げた過去約30年間は、グローバル化が進み世界の相互接続性がかつてなく高まった時期と重なる。インターネットと自由貿易の時代を米政府や米多国籍企業がけん引するのと軌を一にして、米国サッカーも世界の舞台へと躍り出た。

 今日、米国の子どもたちは最高峰の欧州プロリーグの試合をテレビで見ている。ヒーローはメッシやロナルド、ネイマールだ。米国人がサッカー、それも外国選手のユニホームを着て学校に通う光景など、30年前に誰が予想できただろうか。「移民のスポーツ」だったサッカーは、地域や社会階層問わず多くの米国人が愛するメジャースポーツに変化しつつある。

 それだけに、米国代表が今年開催されるワールドカップ(W杯)出場を逃したことは悲劇だ。世界最高峰のスポーツ大会に米国が参加しない事実と、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や地球温暖化対策のパリ協定からの脱退など多国間の国際枠組みを否定するトランプ大統領が誕生したことは、もちろん無関係だ。しかし、このタイミングは象徴的で、示唆的といえる。

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