連載

今どきの歴史

歴史研究の最前線や新たな知見、話題のテーマなどを取り上げます。

連載一覧

今どきの歴史

沓形遺跡(仙台市) 防災に役立つ考古学へ

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
斎野裕彦さん=2018年3月6日、伊藤和史撮影
斎野裕彦さん=2018年3月6日、伊藤和史撮影

 仙台市若林区の沓形(くつかた)遺跡。第1次発掘調査の報告書は2010年3月に発行された。弥生時代中期(2000年前ごろ)、太平洋から約2キロ(現在は4キロ)内陸に位置していた水田が津波を受けて廃絶したと、そこには明記されている。

 収録された写真を見ると、白っぽい砂で広範囲に覆われている。これこそ海から運ばれた砂、津波堆積(たいせき)物である。

 報告から1年後、東日本大震災が起こった。

この記事は有料記事です。

残り1422文字(全文1616文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集