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仙台市若林区の沓形(くつかた)遺跡。第1次発掘調査の報告書は2010年3月に発行された。弥生時代中期(2000年前ごろ)、太平洋から約2キロ(現在は4キロ)内陸に位置していた水田が津波を受けて廃絶したと、そこには明記されている。
収録された写真を見ると、白っぽい砂で広範囲に覆われている。これこそ海から運ばれた砂、津波堆積(たいせき)物である。
報告から1年後、東日本大震災が起こった。
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