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演歌・歌謡ラボ

椎名佐千子/井上由美子=専門編集委員・川崎浩

椎名佐千子 地に足を着け本格へ

 演歌の定義は、意外と固まっていない。森進一の代表曲が「襟裳岬」「冬のリヴィエラ」なのを忘れてはいけない。懐の深さこそ演歌の本質だ。だからこそ、方向性を見極めるのは一苦労である。

 椎名佐千子は「昨年15周年で記念コンサートやDVD発売もあり大忙しでした。今年から落ち着いて曲に向き合えます」とホッと一息ついている。椎名は19歳の2002年、「御意見無用の人生だ」で生きのいいうなり節をきかせてデビューした。はかまにブーツ姿で注目を集めたが、叙情演歌、ムード歌謡と枝葉を広げ、方向性を絞りきれなかった。「新曲『舞鶴おんな雨』(キ…

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