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第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。阪神甲子園球場での熱戦全31試合をLIVE配信します。

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勝負心・春

2018センバツ中央学院 第5部・戦力紹介/上 投手陣・守備 /千葉

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技巧派投手としても期待がかかる西村陸右翼手=鹿児島県霧島市の国分球場で 拡大
技巧派投手としても期待がかかる西村陸右翼手=鹿児島県霧島市の国分球場で
エースで4番の大谷拓海投手=神奈川県横須賀市の横須賀スタジアムで 拡大
エースで4番の大谷拓海投手=神奈川県横須賀市の横須賀スタジアムで

 <第90回記念選抜高校野球>

エースの球質、球速アップ 二遊間など堅守光る

 鍵を握るのは、1年秋からエースナンバーを背負う右腕・大谷拓海投手(2年)。最速145キロの力強い直球が持ち味だが、相馬幸樹監督が「精神面が課題」と指摘するように、打たれると制球が乱れる傾向にあった。

 1年秋の関東大会準々決勝の作新学院(栃木)戦では「ピンチの場面で焦ってしまった」。死球からリズムを崩した反省から、シャドーピッチングでリリースポイントやフォームの固定を図り、体重移動の仕方も見直した。昨秋の関東大会準々決勝・霞ケ浦(茨城)戦で14三振を奪って1失点完投。決勝の明秀日立(同)戦では九回裏に1打サヨナラ負けというピンチの局面をしのいで見せた。冬は体重を7キロ増やし、ネットピッチングで手首の使い方も見直して球質もアップ。「球速も上がったと思う」と手応えを口にする。

 本来は投手の西村陸右翼手(2年)も急成長した。関東大会準決勝では東海大相模(神奈川)に2失点完投勝利。打者のタイミングを外す技巧派として存在感を示した。主に投手陣の指導を担当する菅井聡コーチは「うまくはまればロースコアも期待できる」と話す。

 長身を生かして角度のある直球を投げる畔柳舜投手(1年)やチーム唯一の下手投げ、森健輔投手(2年)も期待される。畔柳投手は関東大会決勝で先発し「球質自体は大谷の次に良い」と菅井コーチも太鼓判を押す。森投手は「流れを変える投球をしたい」と力を込める。主将の池田翔捕手(2年)は「誰が投げても良さを引き出せるようにしたい」と言う。

 守備の要は、昨秋の公式戦で共に失策0と堅守が光った内野リーダー、平野翔遊撃手(2年)と、手塚歩夢二塁手(1年)。この冬は外野陣との連係も重視し、カットの入り方などを繰り返し確認。外野陣も宇田周平中堅手(2年)を中心に打者に応じたポジショニングを徹底してきた。

 昨秋の公式戦は接戦をものにしたケースが多く、関東大会初戦の花咲徳栄(埼玉)戦は逆転勝ちだ。一方、センバツ初戦の相手となる明徳義塾(高知)には昨秋の明治神宮野球大会で3-5で惜敗。最速145キロの直球を武器に、防御率1・35と抜群の安定感を誇る明徳義塾エース、市川悠太投手(2年)との投手戦も予想され、失点をいかに抑えるかが勝利の鍵を握る。【富美月】

    ◇

 第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)の開幕まであと3日。第5部では中央学院ナインの戦力を「投手陣・守備」と「攻撃」に分けて紹介する。


センバツ登録選手の秋季公式戦投手成績(いずれも右投げ)

     学年 試合数 回数 被安打 奪三振 暴投 四死球 失点 自責点  防御率

大谷拓海(2)  11 80  68  73  8  35 26  22 2.48

高鹿隼人(1)   3  9   7   5  0   2  3   3 3.00

西村陸 (2)   5 20  16  10  0   7  4   2 0.90

畔柳舜 (1)   3  6   3   1  0   3  2   2 3.00

森健輔 (2)   0  -   -   -  -   -  -        - 

西山空 (2)   2  2   1   1  0   0  1   1 4.50

 ※学校の提出資料より。高鹿は一塁手、西村は右翼手、西山は内野手登録(敬称略)

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