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第94回センバツ高校野球

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センバツ 膳所 選球眼重視、柔軟に攻撃 /滋賀

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石山との練習試合で上品監督の話を聞く膳所の選手たち=大津市の皇子山球場で、森野俊撮影 拡大
石山との練習試合で上品監督の話を聞く膳所の選手たち=大津市の皇子山球場で、森野俊撮影

 <第90回選抜高校野球>

 23日開幕のセンバツに21世紀枠で出場する膳所はベンチ入りメンバーが決まり、週末は県内外のチームと練習試合をこなすなど最終調整を進めている。今年は学校創立・創部とも120周年ということもあり、野球部以外の卒業生からも甲子園初勝利の期待がかかる。大会第2日第3試合(24日午後2時予定)で日本航空石川(石川)と対戦し、「まず1勝」と意気込む。【森野俊】

投手、スタミナ増

 主戦は188センチの長身で直球が武器の手塚皓己投手。昨夏の滋賀大会で腰を痛め、秋には投げる機会が少なかった。その分、筋トレや走り込みでスタミナを増しており、最近の練習試合でも調子は上々だ。他に、制球力があり、調子に波がない長野友樹投手や、右翼手ながらカーブなどの変化球で打者に狙い球を絞らせない今井竜大選手も控える。

 攻撃では、秋冬に増やした素振りやティー打撃での工夫の結果、「全体的にスイングスピードが上がった」(上品充朗監督)。要は捕手の石川唯斗主将だ。昨秋の公式戦での打率が3割5分7厘でミート力があり、打点も6と勝負強い。チーム打率は2割4分5厘と低いが、平井崇博選手や川村いつき選手をはじめ長打力はある。また、チームとして選球眼を重視しており、下位打線からでも好機を作り、小技も絡めて柔軟に攻撃する。

守備、大胆に調整

 守備は今年度から加わったデータ班の高見遥香さんと野津風太さんが収集・分析した情報を生かし、相手打者に応じて守備位置を大胆に動かす。渡辺大夢選手を中心に選手間で調整することもあり、効率よく守る。

 初戦の相手、日本航空石川は昨秋の北信越大会の覇者だ。上品監督は「投打共にパンチ力がある」と話す。だが、昨秋の明治神宮野球大会に出場しているため試合映像があり、上品監督は準々決勝の静岡戦を球場で視察。「データはなくはない。小技は少なく、とにかく打つことでリズムを取ってくるチーム」と分析し、「うちは何とか粘り強く守り、逆にリズムをつかんで攻撃につなげる」と思い描いている。


 ◆ベンチ入りメンバー

 1 手塚皓己選手(3年)

 てづか・こうき▽投手▽右投右打▽188センチ、84キロ▽守山南中

 2 ◎石川唯斗選手(3年)

 いしかわ・ゆいと▽捕手▽右投左打▽172センチ、71キロ▽瀬田北中

 3 川村いつき選手(3年) かわむら・いつき▽一塁手▽右投右打▽177センチ、71キロ▽光泉中

 4 有川耀翔選手(3年)

 ありかわ・かいと▽二塁手▽右投右打▽165センチ、65キロ▽仰木中

 5 平井崇博選手(3年)

 ひらい・たかひろ▽三塁手▽右投右打▽173センチ、80キロ▽草津中

 6 渡辺大夢選手(3年)

 わたなべ・ひろむ▽遊撃手▽右投右打▽161センチ、60キロ▽志賀中

 7 星田昌慶選手(3年)

 ほしだ・まさよし▽左翼手▽右投左打▽175センチ、69キロ▽打出中

 8 平井洸宇選手(3年)

 ひらい・こう▽中堅手▽右投右打▽170センチ、66キロ▽粟津中

 9 今井竜大選手(3年)

 いまい・りゅうだい▽右翼手▽左投左打▽176センチ、67キロ▽滋賀大付中

 10 宮武俊作選手(3年)

 みやたけ・しゅんさく▽内野手▽右投左打▽180センチ、75キロ▽志賀中

 11 長野友樹選手(3年)

 ながの・ゆうき▽投手▽右投左打▽168センチ、62キロ▽玉川中

 12 石川侑暉選手(2年)

 いしかわ・ゆうき▽捕手▽右投左打▽173センチ、72キロ▽守山南中

 13 古高遼選手(3年)

 ふるたか・りょう▽内野手▽右投左打▽179センチ、79キロ▽守山南中

 14 吉川典輝選手(3年)

 よしかわ・ふみき▽内野手▽右投左打▽166センチ、62キロ▽滋賀大付中

 15 新井将太選手(3年)

 あらい・しょうた▽内野手▽右投右打▽167センチ、62キロ▽仰木中

 16 森本光城選手(3年)

 もりもと・みつき▽外野手▽右投右打▽174センチ、69キロ▽瀬田北中

 17 上本楓太選手(3年)

 かみもと・ふうた▽外野手▽右投左打▽171センチ、61キロ▽草津中

 18 伊東篤志選手(3年)

 いとう・あつし▽外野手▽右投右打▽169センチ、69キロ▽打出中

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