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第94回センバツ高校野球

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英明再び

支える人/上 柳生健太部長/香川智彦監督 /香川

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 <第90回記念選抜高校野球>

ベンチで一緒に戦う 柳生健太部長(43)

選手を見守る英明の柳生健太部長=高松市亀岡町の同校で、潟見雄大撮影 拡大
選手を見守る英明の柳生健太部長=高松市亀岡町の同校で、潟見雄大撮影

 香川監督と二人三脚で英明野球部を支えてきた。高松商ではエースで主将としてチームを引っ張ったが、甲子園には届かず、中部大に進学し4年間プレーした。

 卒業後は「指導者として甲子園へ」との思いが募り、高松商や観音寺中央でコーチや部長を務めた。観音寺中央では香川氏が指揮を執り、香川氏の長男純平さんが主将を務めた。「香川親子とは昔から不思議な縁がある」と笑う。

 2004年に教員として英明に採用された。1年目はバレーボール部の顧問を務めたが、翌年には「まさに寝耳に水だった」と野球部が創部。以来ずっと部長として支えてきた。

 普段は事務作業に専念し、「監督は野球に集中してもらいたい」。ベンチで選手たちと一緒に戦うのが楽しみだといい、「甲子園は特別な場所。悔いの無いよう、いつも通りのプレーができる環境を作ってあげたい。あの舞台でプレーする生徒を見るのが指導者にとってご褒美」。

選手の変化見逃さず 香川智彦監督(60)

選手を見守る英明の香川智彦監督=高松市国分寺町の同校グラウンドで、潟見雄大撮影 拡大
選手を見守る英明の香川智彦監督=高松市国分寺町の同校グラウンドで、潟見雄大撮影

 監督として春夏通算5回目の甲子園。「負けず嫌い」が自己評価で徹底的に勝負にこだわる。

 多度津町出身。丸亀商(現丸亀城西)で甲子園に出場し、専修大では学生コーチも経験した。丸亀城西や観音寺中央などで指導後、2005年から英明の監督に就任。「常に結果が求められる立場だったからこそ、勝ちにこだわる野球が身についた」。選手にはガッツポーズを禁止している。「そんな暇があれば一つ先の塁を狙う。相手の隙を突くべきだ」と説く。

 厳しく指導する一方、選手の小さな変化を見逃さない。ウオーミングアップ中の選手の動きがおかしいと、「どこか痛いのか」と声を掛ける。「選手は自分から痛いとは言いにくい。無理をして試合に出られなくなったら頑張った意味がない」

 「チームに爆発力はないかもしれない。だからこそ粘り強く戦い、まずは1勝」。四国大会で準優勝しながらも、そんな謙虚な姿勢を貫く。

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