本番向け、感触確かめ　松山聖陵ナイン、甲子園練習　／愛媛

　＜センバツ２０１８＞

　２３日開幕の第９０回記念選抜高校野球大会に出場する松山聖陵は１９日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習をした。曇り空の下、選手たちは元気よく白球を追いかけ、グラウンドの感触を確かめた。

　午前１０時、真栄城隆広主将（２年）が「行くぞ」と声を上げると、選手らはグラウンドに駆け出し、内外野に分かれてのノックを受けたり、実戦形式の打撃練習をしたりした。

　真栄城主将は「グラウンドの土は硬すぎず軟らかすぎずいい感じだ」と笑顔で話した。荷川取（にかどり）秀明監督は「エラーも多かったが慣れるようにどんどん練習の順番を回した。まだ本番まで期間があるので成長して迎えたい」と語った。

　松山聖陵は２８日午後２時開始予定の大会第６日第３試合で、近江（滋賀）と対戦する。【畠山哲郎】