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第94回センバツ高校野球

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’18センバツ創成館 第3部 選手の横顔/9止 酒井駿輔投手/水野航洋内野手 /長崎

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 <第90回記念選抜高校野球>

強気の投球が持ち味 酒井駿輔投手(2年)

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酒井駿輔投手

 最速136キロの直球と7種の変化球を操る技巧派。5人目の投手として大会直前にメンバー登録された。走者を背負っても強気に攻める投球が持ち味だ。

 昨秋は、けがに泣いた。県大会の期間中に、体育の授業で左膝にひびが入る大けがをして、松葉づえ生活になった。九州大会や明治神宮大会のマウンドでライバルが活躍する姿を見て、「うれしい反面、悔しさで素直に喜べなかった」。

 通常の練習ができない間、黙々とトレーニングに取り組んだ。心が折れそうになった時、「投げ出したらいかんぞ」と励ましてくれたのは稙田(わさだ)龍生監督(54)だった。トレーニングの成果もあって、体重は8キロ増え、上半身の筋力がついた。

 今月上旬の練習試合、3イニングを1失点に抑える好投を見せ、背番号17をつかんだ。「メンバー入りできるなんて」と喜ぶとともに「背番号以上の活躍を見せる」と意気込む。

全幅の信頼三塁コーチ 水野航洋内野手(2年)

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水野航洋内野手 

 稙田監督と選手たちが全幅の信頼を置く三塁コーチ。相手野手の肩の強さと味方走者の足の速さを頭に入れ、進塁できるかどうか、的確な判断を下す。

 守備位置は二塁手だが、稙田監督から三塁コーチに指名された。選手としてレギュラーを目指したいという気持ちもあったが、「自分がチームのためにできることは」と考え、受け入れた。

 常に意識するのは「自信を持って指示を出す」こと。昨秋の明治神宮大会でも好判断を連発した。「一見アウトだと思うような飛球でも、エラーが起きる可能性がある」と、打球の行方に最後まで目を凝らす。試合中、コーチボックスやベンチから大きな声で選手を鼓舞するのも、大事な役目だ。

 長崎市立岩屋中出身。レベルの高い選手が集まる創成館でやっていけるか不安はあったが、あえて厳しい道を選んだ。憧れの甲子園が目前に迫る。「的確な判断で1点をものにする」と裏方としての活躍を誓う。=おわり(この連載は今野悠貴が担当しました)

〔長崎版〕

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