連載

変革

時代の波にもまれる日本企業や組織を描く「変革」第11部は、04年の球界再編問題から大きく変化してきたプロ野球のパ・リーグに迫る。

連載一覧

変革

第6部 伊藤忠商事/11 説得重ね「朝型」浸透

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
プロ棋士の羽生善治(左)を講師に招いて開いた「朝活セミナー」=2月23日、小川祐希撮影
プロ棋士の羽生善治(左)を講師に招いて開いた「朝活セミナー」=2月23日、小川祐希撮影

 2月23日午前7時半、伊藤忠商事本社(東京都港区)10階大会議室は約550人の社員で埋め尽くされていた。壇上には将棋で初の永世7冠を達成した羽生善治(47)。「AI(人工知能)を使えば棋士のレベルは上がるが、皆が同じ指し手をしていると存在意義がなくなる。いかに個性を確立できるかが問われている」。ヒトとAIの共存について語る羽生の言葉に、社員らはメモを取るなど熱心に聴き入っていた。

 伊藤忠社員の朝は早い。午前6時半から地下1階の社員食堂で無料で配られるおにぎりやサンドイッチを手に取り、それぞれのオフィスに向かう光景が日常になっている。羽生のような著名人を講師に招いた「朝活セミナー」も月1回開催し、毎回大勢の社員が参加する。

この記事は有料記事です。

残り867文字(全文1182文字)

あわせて読みたい

注目の特集