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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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強制不妊 議事録など一部開示 三重県が「黒塗り」見直し

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 旧優生保護法(1948~96年)に基づく障害者らへの強制不妊手術に関する毎日新聞の情報公開請求に対し、三重県は19日、公文書の多くの項目を黒塗りにした対応を見直し、一部を明らかにして改めて開示した。手術の適否を決める審査会の議事録には、患者が出産した場合に本人や子供らの「不幸は必然である」などと委員が発言し、手術を決めた過程が記されていた。【田中功一、井口慎太郎】

 審査会の議事録など現存する91件740枚の公文書について、毎日新聞が今月9日付で報じた前回の公開時は黒塗りだった項目のうち、患者の性別や議事内容の一部、審査結果、手術の方法、手術予定日などが新たに公開された。診断名や健康診断書、遺伝調査書など、手術がなぜ申請されたかが分かる項目は今回も公開されなかった。

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