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第94回センバツ高校野球

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’18センバツ由利工 初戦の緊張笑顔で解く 多田歩矢マネジャー(2年) /秋田

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傘を差しながら記録を取る多田マネジャー=大阪府吹田市で 拡大
傘を差しながら記録を取る多田マネジャー=大阪府吹田市で
練習後のミーティングで笑顔を見せる多田マネジャー=由利本荘市で 拡大
練習後のミーティングで笑顔を見せる多田マネジャー=由利本荘市で

 <第90回記念選抜高校野球>

 23日開幕のセンバツに初出場する由利工(由利本荘市)は、24日の初戦を目前に控え、調整が大詰めを迎えている。対戦相手は春夏ともに優勝経験のある日大三(東京)。体調面などで選手たちをバックアップするのが多田歩矢(ふみや)マネジャー(2年)だ。初戦は記録員としてベンチ入りする予定で「みんな緊張すると思うが、笑顔でリラックスさせたい」と意気込んでいる。【川口峻】

「任された仕事やりきる」 幅広いサポート、信頼厚く

 部員41人のうち、マネジャーは1人だけ。昨年新チームに移行した直後、須田和仁部長(39)から「やってみないか」と誘われた。

 それまでは外野手だった。当初は選手を続けたい気持ちが大きく、踏ん切りがつかずに1週間くらい悩んだ。しかもそれまでのマネジャーは2人だったため、1人でやっていけるかどうかも不安だった。だが次第に「自分がやれることでチームに貢献したい」と考えるようになり、決意を固めた。

 普段の練習では、ストップウオッチを片手にタイムキーパー役を務める。愛用のメモ帳は、トレーナーから教わった練習メニューでびっしりと埋まっている。グループごとに分かれて練習している選手に監督の指示を伝えるため、校舎とグラウンドの間を駆け回ることも珍しくない。

 さらに、部室の掃除や部員の体重管理など、選手の日常生活に関する細かい仕事も多い。だが「任された仕事をやりきることが目標。中途半端にはしたくない」ときっぱり。

 チームが関西入りした後の練習試合では、記録をつけながら、相手投手の配球の変化を見つけては打者にアドバイスする姿が見られた。また選手の食事の量にも気を使い、連戦の疲れで体重が減っていればおかわりするよう促してきた。

 チームメートからの信頼は厚い。畑山陸翔主将(2年)は「試合などで選手の視野が狭くなっているとき、外から客観的なアドバイスをくれる」と語る。

 20日は大阪府吹田市内で大阪学院大高(大阪)と練習試合を行った。小雨が降るなか、傘を差しながらスコアブックをつけた。好プレーには「いいね!」と声を張り上げ、ナインを鼓舞した。

 初戦は第1試合で午前9時プレーボール。「朝早いけれど、コンディションを整えてチームを盛り上げたい」と語った。

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