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<第90回記念選抜高校野球>
「今年は継投が勝負のカギになる」。小倉全由監督はそう語り、新チームは発足した昨夏から継投を意識して投手を起用してきた。センバツでも複数の投手を登板させる展開が見込まれる。小倉監督が「継投の軸」として期待しているのが、中村奎太(2年)、井上広輝(1年)の両投手だ。
中村投手は、最速140キロ超の直球とスライダーを組み合わせた安定した投球が持ち味。今冬は下半身を鍛え、1年先輩の桜井周斗投手(DeNA)から体重移動のコツを指南されたことで、球威が増した。1年生の秋から外野手との兼任でベンチ入りしてきたが、今大会で初めてエースナンバーを背負う。先発登板の可能性は高く、「試合をつくりたい」と意気込んでいる。
井上投手の役割は、中村投手と「勝利の方程式」を構築することにある。武器は、最速145キロの速球。制球力も光り、昨秋の公式戦は23回3分の1を投げ、与四球4。「三振は投手の醍醐味(だいごみ)。見逃しで打者をねじ伏せたい」と語り「早く甲子園で投げたい」。初めての大舞台にも臆する様子はない。
2人を支えるのは、サウスポーの河村唯人投手(2年)、緩急をつけた投球を磨く林玲介投手(同)だ。
河村投手は年明けから調子が上向いている。17日の練習試合では6回を無失点に抑え、「余裕を持って投げられている」と手応えを語る。左打者対策や、ロングリリーフでの起用が見込まれる。
「林のカーブは、そうそう打たれない」。林投手は、小倉監督がこう評価する「切り札」を持つ右腕。打たせて取る投球が持ち味で、速球に慣れた相手打線を惑わせる役割としてゲーム中盤以降、出番がありそうだ。【蒔田備憲】
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