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宇治川の鵜匠 澤木万理子さん 「放ち鵜飼」「自然繁殖」目指す 客を楽しませる目配りも /京都

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澤木万理子さん(44)=宇治市

 宇治市宇治の宇治川塔の島にある鵜(う)小屋。一帯では河川改修工事が行われ、18羽のウミウは隣接する橘島の仮設小屋に移っているが、今月末には戻り、間もなく繁殖シーズンを迎える。

 「宇治川の鵜飼」を主催する市観光協会は2014年、前例のなかったウミウの人工ふ化に成功、生まれた1羽のひなを「ウッティー」と名付けた。翌年以降のひなも同じ名で呼ぶことにし、鵜匠の澤木万理子さん(44)らが親代わりになって昨年までに全部で9羽のウッティーを育て上げた。

 日本の鵜飼いでは野生のウミウを飼い慣らして使うが、観光協会は人なつっこいウッティーたちに綱を着けず漁をする「放ち鵜飼」の実現を目指している。トレーニングを積み、今年の秋口にも試験実施する予定という。

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