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K原さんちの里山探検

鳥取県南部町で暮らす自然観察指導員の桐原真希さん一家。山陰の生きものたちと里山の暮らしをご紹介します。

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K原さんちの里山探検

/10 ウマノアシガタ 通常5枚花びら、9枚探す /鳥取

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 鳥取県南部町の法勝寺川の土手には、毎年桜が咲き始める頃にまぶしいくらいの黄色く可愛い花が姿を現します。地元では「きんぽうげ」と呼ばれていることも。図鑑ではウマノアシガタという名前がつけられていますが、どうも呼び名にピンときません。一体どこが「馬の足形」なのかと、由来を調べてみました。

 まだ鉄が普及していない時代に、馬の蹄(ひづめ)を守るために作られたワラのカバーのようなものと形が近いからという説や、根生葉という茎が伸びる前に地面にぴったりとくっついて広がっている葉の形が馬の蹄に似ているという解説もあり、いずれもどこが似ているのか首をかしげるばかりです。むしろ英名の「ジャパニーズ・バター・カップ」の方が照り輝く花弁の黄色とバターのおいしそうな色が重なり得心できます。

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