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第94回センバツ高校野球

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第90回選抜高校野球

雨天、室内で練習

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 <2018 第90回記念センバツ高校野球>

 甲子園練習は最終日の20日、昨秋の明治神宮大会覇者の明徳義塾(高知)、優勝した2011年以来の出場となる東海大相模(神奈川)、2季連続出場の東筑(福岡)など16校が登場した。雨のため室内練習場で行い、練習後に選手たちはグラウンドに出て守備位置に立つなどして球場の広さを確かめた。大会は23日に開幕し、22日に開会式リハーサルがある。

変化球攻略へ重心意識 森下翔太外野手 東海大相模・2年

 打球が当たるたびに防球ネットが大きく波打つ。室内練習場という限られた空間でも、高校通算46本塁打を放った右の強打者は存在感を示していた。

 思い切りのいいスイングが持ち味ながら、昨秋の公式戦では41打数で三振ゼロ。確実性を兼ね備えているのは、練習では常に試合を想定し、さまざまな準備をしているからだ。この日のティー打撃でも、ミートを意識するために木製バットを使っただけでなく、打席で「前にも後ろにも体重が乗りすぎないように」と、投手方向に2歩ステップしてから振っていた。「切れのある変化球をしっかり打つことを意識した」。初戦の相手は東筑-聖光学院(福島)の勝者で、どちらが来てもいいように今できる対策に取り組む。

 夏の甲子園を制した2015年のチームの攻撃的な野球に憧れて入学し、1年生の夏から4番に座る。「必ずチャンスで回ってくるので1本打ちたい」。初めて立つ甲子園の打席で活躍するイメージは出来上がっている。【安田光高】

力よりコースで勝負

 ○…午前中に別の練習場で約60球投げ込んだという東筑の右腕・石田はボールを使わず、ストレッチやダッシュ、シャドーピッチングなどで調整した。エースとして臨んで1回戦で済美(愛媛)に敗れた昨夏を振り返り、「力で行って打たれた部分がある。丁寧にコースを突きたい」と心掛けた。センバツ初勝利のかかる開幕試合に向けて「夏に比べると精神的にも強くなったと思う。まず1勝して波に乗りたい」と意気込んだ。

名将は平然

 ○…春夏合わせて自身32回目の大舞台に臨む明徳義塾の馬淵監督は「室内での甲子園練習は記憶にない。いいのか、悪いのか」と苦笑いした。主軸の谷合ら野手陣はトス打撃で汗を流す一方、前日の練習試合で完投したエース右腕・市川はストレッチなどで軽めの調整をした。

 グラウンドで練習できずに残念がるチームが多い中、馬淵監督は「市川、谷合の他にも昨夏の甲子園メンバーがいるので、特別なことはない」と、常連校らしく落ち着いていた。

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