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号外東京マラソン、一般参加取りやめ 新型肺炎拡大受け
しあわせのトンボ

唇に歌なくしては=近藤勝重

 気の合った連中と集まり雑談していると、昭和歌謡の歌番組を見ている者が多いのにちょっと驚く。え、お前もか。うん、ぼくもだ、と話は弾み、やがて昭和最高の歌手は誰なのか、と盛り上がってくる。

 歌手だから、歌の上手か下手かが問題だが、女性では美空ひばりさんに落ち着く。ぼくあたりが、ちあきなおみさんの名を挙げても「ひばりが出せた裏声(ファルセット)の魅力が彼女にはない」などと言って相手は譲らない。ぼくもいろいろ言いつつ、内心ではやはりひばりさんかな、と思っているので、さしたるやりとりにはならない。

 歌の上手下手の分かれ目は音域、リズム感、声音によるとされるが、心で歌っているかどうか、ぼくにはそれが気になる。高倉健さんと生前、何度かお話しできる機会を得たが、健さんは「演技って、ここでやるんですよ」と胸をたたき、「涙は目からではなく、心から流れ出るんです」ともおっしゃっていた。ひばりさんが「悲しい酒」で語りのところへとさしかかると、涙を流していたのは知られたことだ。「幼いころからつらかったこと…

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