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変革

第6部 伊藤忠商事/13 三菱の底力、天下続かず

三菱商事の垣内(左)と伊藤忠の岡藤=コラージュ・立山善哉

 「これまで利益至上主義できたが、単に稼ぐだけではだめや」。昨年5月、2016年度決算の説明会の場で、伊藤忠商事社長の岡藤正広(68)はこれまでの路線の転換を表明した。

 10年4月の社長就任以来、岡藤は商社4位から順位を上げることにこだわり、がむしゃらに利益を追い求めてきた。15年度には資源価格の急落で三菱商事と三井物産が最終(当期)損益で赤字に陥り、非資源事業を強化してきた伊藤忠は悲願の業界トップに躍り出た。

 しかし、16年度は資源価格の持ち直しを受けて、三菱商事が4403億円の黒字に回復し、底力を見せつけ…

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