温暖化で海面上昇

最大計2.5兆円の対策費必要、と試算

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北九州港の太刀浦埠頭=北九州市門司区で2010年4月18日、本社ヘリから加古信志撮影
北九州港の太刀浦埠頭=北九州市門司区で2010年4月18日、本社ヘリから加古信志撮影

 地球温暖化で海面上昇や高潮の傾向が強まると、国内11の主要港湾で土地のかさ上げ工事などが必要になり、合計で最大計2兆5000億円の対策費が必要になるとの試算をシンガポールの調査会社が22日発表した。特に、千葉港の対策費は6600億円とアジア地域では最大で、今後、港湾整備計画を作る際には温暖化対策も考慮すべきだと指摘している。

 国連の「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)によると、世界気温が産業革命前より平均約4度上がる場合、海面水位は最大80センチ上昇し、高潮の原因となる暴風の強さは20~30%増すとしている。試算はこれを基に、アジア12カ国・地域の主要53港湾について、浸水被害を防ぐための土地のかさ上げや防潮壁建設にかかる費用を分析した。

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