県立高再編

五戸高の存続断念 町長表明「今の財政で不可能」 創立90年の年「残念」 /青森

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五戸高校の存続断念について記者会見する三浦正名町長=五戸町役場で
五戸高校の存続断念について記者会見する三浦正名町長=五戸町役場で

 県教委が2020年度から生徒募集を停止する方針を示した五戸高について、町立高校などとしての存続を検討してきた五戸町の三浦正名町長は22日、財政負担が重すぎるとして存続を断念すると表明した。今年で創立90周年を迎える町唯一の高校は計画通り2021年度末で閉校し、長い歴史に幕を閉じる。【塚本弘毅】

 三浦町長はこの日、町役場で非公開で開かれた町議会全員協議会などで断念を決めた理由などを報告した。町の調査報告書などによると、町立で運営した場合、国の交付金や授業料などを見込んでも年間負担は約1億2400万円、校舎の大規模改修などで将来の負担が約15億円に上ることが判明したという。

 記者会見で三浦町長は「今の町の財政の中では不可能。大変遺憾だが断念する」と述べた。私立としての存続も模索し、複数の学校法人に打診したが、いずれも「困難だ」との回答があったという。三浦町長は何度も「残念だ」と繰り返した。

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