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旧優生保護法を問う

旧優生保護法下で不妊手術を強制された障害者らの記録に関する毎日新聞の全国調査で、強制手術を受けた人の約8割に当たる1万2879人の資料が確認できなくなっていることが判明した。「記録のない被害者」をどう特定し、救済につなげるか。

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強制不妊手術

国が争う構え、28日初弁論

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旧優生保護法の下で強制された不妊手術について国に損害賠償を求める提訴を前に、横断幕を持って仙台地裁に入る原告団ら=仙台市青葉区で2018年1月30日午前10時半、喜屋武真之介撮影
旧優生保護法の下で強制された不妊手術について国に損害賠償を求める提訴を前に、横断幕を持って仙台地裁に入る原告団ら=仙台市青葉区で2018年1月30日午前10時半、喜屋武真之介撮影

 旧優生保護法(1948~96年)下で強制的な不妊手術を受けさせられたとして宮城県内の女性が国家賠償を求めた訴訟について、政府は28日に仙台地裁で開かれる第1回口頭弁論で請求棄却を求める方針を決めた。ただし、国会で被害救済の動きが進んでいることなども踏まえて最小限の主張にとどめ、具体的な理由説明は5~6月ごろに開かれる第2回弁論以降に先送りする見通しだ。

 国側は強制手術に関し「当時は合法だった」との姿勢を取っている。裁判では、不法行為の損害賠償請求権が消滅する20年間の「除斥期間」を過ぎており、96年法改正以降の対応にも違法性はなかったとして争うとみられる。

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