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第93回センバツ高校野球

第93回選抜高校野球大会の特集サイトです。3月19日から4月1日まで阪神甲子園球場での熱戦を全試合ライブ中継します。

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第90回選抜高校野球

開会式 花巻東が堂々行進 初戦に向け気持ち新た /岩手

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堂々と入場行進をする花巻東の選手たち=阪神甲子園球場で 拡大
堂々と入場行進をする花巻東の選手たち=阪神甲子園球場で
大巻将人さん 拡大
大巻将人さん

 <第90回センバツ>

 第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の開会式が23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、6年ぶり3回目の出場となる花巻東の選手たちは4番目にグラウンドへ入場した。大観衆が見守る中、プラカードを持つ野球部員の大巻将人さん(3年)を先頭に、腕を大きく振って堂々と行進した。

 花巻東ナインの入場する姿が甲子園のスクリーンに映し出されると、スタンドからは保護者やファンの大きな拍手が起こった。小松平樹(たつき)一塁手(3年)の母由美子さん(45)は「樹は『絶対に甲子園に連れて行く』と言って、(入寮のため)家を出て行った」と入学当時を振り返り、「ここに連れてきてくれて本当にうれしい」と涙を浮かべた。

 開会式の後、菅原颯太主将(3年)は「開幕するまで不安もあったが、楽しみな気持ちに変わった。最後まで自分たちのプレーを貫いて戦いたい」と、初戦の東邦(愛知)戦に向け気持ちを新たにしていた。【三瓶杜萌】

文武両道に意欲 プラカード担当・大巻将人さん(3年)

 「勉強も野球も頑張っていて、模範的な生徒。なんとか甲子園の土を踏ませたい」と、佐々木洋監督(42)から開会式のプラカード担当に指名された。「グラウンドに立てないメンバーの分も、しっかり役割を果たさなければ」。気を引き締めて入場行進に臨んだ。

 父勝徳さん(38)が高校時代に甲子園へ出場した時の写真を見て育ち、「自分も甲子園に行きたい」と花巻東へ進んだ。東大合格を目指して「アスリート特別進学コース」で学びながら、野球部の練習に励む。佐々木監督からの一部免除の提案も「みんなと同じだけ練習したい」と断り、毎日午後9時までの練習後に約2時間の勉強を続けている。

 「勉強している最中に眠くなってきたら素振りをしたりして、うまく両立できている」。効率のいい時間の使い方を意識することで、勉強でも野球でも集中して打ち込めるようになったという。

 センバツは登録メンバーから外れたが、「野球でも勉強でも、夏に向けて自分の得意な部分を伸ばしていきたい」と文武両道に意欲を燃やす。【三瓶杜萌】

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