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延岡学園「実感がわいてきた」 富島「しっかり腕を振った」
<第90回記念選抜高校野球>
第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)は23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。富島と延岡学園の選手らは午前9時からの開会式で、堂々とグラウンドを行進した。一方、延岡学園の対戦相手は、国学院栃木(栃木)に決まった。
式では、同学園野球部員の岩切琳汰郎さん(3年)が、校名を記したプラカードを掲げてチームを先導。延岡学園ナインはチームカラーの紫のラインが入った新しいデザインのユニフォーム姿で晴れの舞台に臨んだ。出場校で最後に入場した富島は野球部マネジャーの山田紗香さん(3年)がプラカードを掲げ、富島ナインは笑顔を見せた。
一塁側スタンドでは延岡学園のチームカラーである紫の帽子などを被った父母らが拍手を送った。椿原塁主将(3年)の父孝二さん(44)は「小さい頃からずっと見守ってきた子どもたちが甲子園の土を踏みしめているのに感動した。多くの人に支えられて夢が叶ったことに感謝している」と目を赤くした。
開会式後、椿原主将は「手や足の上げ方を意識して行進した。いよいよ大会が始まる実感がわいてきた。残りの期間でさらに良い状態にしていきたい」と意気込んだ。
三塁側スタンドではおそろいのパーカーを着た富島の父母らが入場を見守った。山下蒼生選手(3年)の母雪絵さん(53)は「選手たちの声が良く聞こえた。けがなどでつらい時期もあったが乗り越え、ここまでこれたことを思うと涙が出た」とハンカチでほおをぬぐった。
開会式後、中川大輝主将(3年)は「腕をしっかり振って行進できた。試合まで気を引き締めて練習に励んでいきたい」と闘志を燃やした。【田崎春菜】
延岡学園 初戦の相手は国学院栃木 左投手への対応が課題 三浦監督「戦略を練る」
23日の第2試合で英明(香川)を破った国学院栃木と対戦することに決まった延岡学園の三浦正行監督は「やりづらい相手。継投でくるため、いかに早く先発投手を崩し、得点を取ってリードできるかが鍵となる。うちは左打者が多いため、左投手への対応が課題。相手の初戦をよく見て戦略を練りたい」と話した。
三本の矢で継投 国学院栃木
1960年創立の私立共学校で野球部も同年創部。4強入りした2000年以来18年ぶり4回目のセンバツに挑む。昨年まで夏の栃木大会決勝で作新学院に3年連続で敗れたが、ついに壁を破った。投手陣は分業制が機能。先発右腕の水沢龍太朗投手、中継ぎの渡辺匠投手と抑えの宮海土投手の両左腕による「三本の矢」の継投で躍進した。打線は俊足巧打の青木寿修選手が軸。OBに元ロッテ投手の渡辺俊介氏、元西武選手の小関竜也氏ら。
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