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ゆりの木荘の子どもたち/24

ゆりの木荘の子どもたち 24

 <広げよう おはなしの輪>

文(ぶん) 富安陽子(とみやす・ようこ) 絵(え) 佐竹美保(さたけ・みほ)

「何(なに)よ、それ。ばかみたい」と、ヤナギさんが言(い)いました。男(おとこ)の子(こ)たちもぽかんとしています。

 サクラさんは言(こと)葉(ば)を続(つづ)けました。

「そうなの、ばかみたいに簡(かん)単(たん)なことなの。座(ざ)敷(しき)童(わらし)はね、『このゆりの木(き)荘(そう)が朽(く)ち果(は)ててなくなるか、それとも誰(だれ)かが、ここから出(で)ていっていいと言(い)うまで、この家(いえ)にい続(つづ)けなくてはいけない』っていう約(やく)束(そく)に縛(しば)られてるの。だから、誰(だれ)かが、出(で)ていっていいって言(い)えば、出(で)ていけるわけなの。ただし--」

 言(こと)葉(ば)を切(き)り、サクラさんは意(い)味(み)あり気(げ)な目(め)でみんなを見(み…

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