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第94回センバツ高校野球

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第90回選抜高校野球

創成館 「頑張り僕らの自慢」 OB会長・吉岡さん、当日スタンドから鼓舞 /長崎

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 移転した88年、専用グラウンドはなかった。プレハブ校舎の脇でキャッチボールし、時津町の小石が転がる“空き地”で練習した。エースはバレーボール部の助っ人で、野球初心者も多く、公式戦は初戦負けが続いた。卒業し、共に汗を流した仲間はバラバラになった。

 転機は2008年、稙田(わさだ)龍生監督(54)の就任だった。専用グランドが整備され、九州から集まった選手たちが甲子園を目指すチームに成長していった。吉岡さんらは13年のセンバツ初出場をきっかけに、OBを探してOB会が発足。14年は20人程度だったが現在は約450人の大所帯となっている。練習に顔を出したり、バーベキューをしたりと現役部員との交流も増えた。

 昨秋、ナインが九州大会優勝、明治神宮大会準優勝の大躍進を見せた。吉岡さんは「まさか九州王者になるとは」と驚きつつも「後輩の頑張りは僕らの自慢です」と喜ぶ。26日の初戦は声を枯らしてエールを送るつもりだ。

 3年ぶりにセンバツに出場した創成館にOBたちも声援を送る。1988年に前身の九州経営学園から諫早市へ移転し、創成館に改称して始まった野球部の歴史。初代主将を務めたOB会長の吉岡敏伸さん(45)=大村市=は「甲子園出場は夢のまた夢だった」と当時を振り返り、後輩の活躍を喜ぶ。26日の初戦は吉岡さんら歴代のOBがアルプス席からナインを鼓舞する。【今野悠貴】

〔長崎版〕

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