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魅・宝塚、たゆまぬ挑戦

「天は赤い河のほとり」「シトラスの風~Sunrise~」 宙組トップお披露目 真風涼帆

宙組「天は赤い河のほとり」より、新トップコンビの真風涼帆(右)と星風まどか=宝塚大劇場で、平川義之撮影

節目の年、さらに上を

 2006年の宙(そら)組公演で初舞台を踏んだ真風涼帆(まかぜすずほ)が12年の時を経て、宙組大劇場公演「天(そら)は赤い河のほとり」「シトラスの風~Sunrise~」でトップお披露目に臨んでいる。宙組は今年、創設から20年になる。「宙組で初舞台を踏んだ私が、トップの立場でこの節目の年を迎えることに不思議な縁を感じる」と感慨深げに語る。

     先月、大劇場であった宙組誕生20周年の記念イベントで、真風は歴代トップ7人と同じ舞台に立った。「みなさんの舞台を見てきたので、ファン目線で見てしまいました」と冗談っぽく笑う。真風の初舞台は2代目トップ、和央(わお)ようかの退団公演だった。今回、改めて和央らから当時のエピソードを聞き、「先輩の思いを受け継ぎ、つないでいくことの大切さ」を一層強く感じたという。

    「シトラスの風」で「明日へのエナジー」を歌う真風涼帆(中央)。右は芹香斗亜=宝塚大劇場で、平川義之撮影

     「シトラスの風」は1998年の宙組誕生時に初演され、以来受け継がれてきた宙組の代名詞ともいえるレビュー。今回新たに作られた部分もあるが、ゴスペルの大合唱で最高の盛り上がりを見せる「明日へのエナジー」のように初演から変わらない場面もある。稽古(けいこ)には初代トップの姿月(しづき)あさとも参加して、歌やダンスの振りを細かく指導したという。真風は「歌うたびに胸にぐっとくるものがある。自分がコーラスの真ん中にいるのを感じて、身が引き締まる思いがする」と話す。

     14年入団の新トップ娘役、星風(ほしかぜ)まどかについては「(互いにトップの立場になっても)作品をよくするために努力することに変わりはない」と語り、「稽古を重ねるよりも一回の公演で培われる信頼関係の方が大きいので、お互いにプロ意識を持って舞台に挑みたい」と意気込む。

     昨秋、新戦力として花組から男役スター、芹香斗亜(せりかとあ)が加わった。真風の1学年下で、2人は下級生時代を共に星組で過ごしている。「一緒にやるのは5年半ぶり。懐かしさもあるし、新鮮に感じるところもある。刺激し合える関係をつくれたら」と期待する。

     トップ就任から4カ月余り。実質的なお披露目となった1月の東京国際フォーラム公演「ウエストサイド・ストーリー」で、客席のファンが喜んだり涙したりしているのを見て、ようやく実感が湧いてきたという。「稽古場でも大勢の視線が自分に向いているのを感じる。もっと上を目指したい」と願う。【田中博子】

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