民泊
街がホテル 空き家9軒改装 銭湯、喫茶店協力 大阪・西九条
毎日新聞
2018/3/26 大阪夕刊
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大阪市此花区のJR西九条駅周辺で、約1キロ四方に点在する空き家9軒を民泊施設にリフォームし、地元の銭湯や喫茶店の協力を得て、街全体を一つのホテルにみなす取り組みが進んでいる。民泊が全国で解禁されるのを前に、まちづくりに生かそうという試みだ。【椋田佳代】
長屋や一戸建てが密集する一角に、中古住宅改装のクジラ(同市北区)などが手がける「SEKAI HOTEL」は、9軒の総称で、客室10室(約50人分)を構える。ほとんどが中古住宅で、築50年前後の空き家を改装した施設もある。
一帯は広い道に面していないなどの理由で建て替えができない物件が多い。空き家が分散し、まとまった再開発は困難だった。こうした物件をリフォームし、昨年6月に5室で民泊を始めた。施設の仕様などに応じて、特区民泊の認定や旅館業法の許可を得ている。
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