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第93回センバツ高校野球

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センバツ 三重ナインの体をケア 元高校球児のトレーナー・三好章弘さん(41) /三重

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野球の話をしながら東亮汰捕手(手前)の右腕の治療をする三好章弘さん=兵庫県伊丹市で 拡大
野球の話をしながら東亮汰捕手(手前)の右腕の治療をする三好章弘さん=兵庫県伊丹市で

 <第90回記念選抜高校野球>

 「ベストコンディション、ベストプレー。選手たちが万全の体で試合できるよう治療する」。センバツに挑む三重には、選手たちの体をケアするトレーナーがいる。堺市で整骨院を営む元高校球児の柔道整復師、三好章弘さん(41)だ。

 三好さんは初芝立命館高校(大阪)で三塁手としてプレーした。2年の夏、練習中に左太ももの肉離れを起こした。府大会直前で「もう終わったと思った」。支えてくれたのが整骨院の柔道整復師やトレーナーだった。「適切なケアのおかげで大会に出られた。トレーナーになって球児を支えたいと思うようになった」と振り返る。

 高校卒業後、トレーナーの資格を取るため、米国に1年間留学した。帰国後、2006年に整骨院を開業、多くのスポーツ選手の体を治療してきた。

 三重の東亮汰捕手(3年)は今月の練習試合で右腕を故障した。「痛みはないけれど、初めて腕が張った」という。すぐに三好さんが治療した。東捕手は「僕の体のことをよく分かっていて的確な治療をしてくれた。張りは引きつつある。肩も軽い」と感謝する。

 「僕は甲子園に行くことができなかったけれど、トレーナーとして甲子園に行く球児を応援できうれしい」と三好さんは笑顔を見せる。三重の初戦は29日、相手は日大三(東京)だ。「あこがれの甲子園で戦える幸せをかみ締め、全力でプレーしてほしい」と選手たちにエールを送る。【森田采花】

〔三重版〕

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