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第94回センバツ高校野球

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第90回選抜高校野球

智弁和歌山、7年ぶり校歌(その2止) 紅白に染め、応援全力 /和歌山

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応援曲を演奏する智弁和歌山の吹奏楽部員ら=阪神甲子園球場で、木原真希撮影 拡大
応援曲を演奏する智弁和歌山の吹奏楽部員ら=阪神甲子園球場で、木原真希撮影

 <センバツ2018>

新曲力強く演奏

 ○…「ジョックロック」などの応援曲で知られる智弁和歌山に新たな応援曲「ミラクルショット」が誕生。初披露された。第90回記念大会に合わせ、吹奏楽部の岡村直樹部長(2年)が、テレビの「報道ステーション」スポーツコーナーのテーマソングを約3カ月かけて「力強く、勢いのあるように」編曲。「途中の低音をかっこよく決めるのがポイント」と胸を張った。この日はほとんどの得点場面で新曲が演奏され「本当にミラクルショットだ」と生徒らは笑顔を見せた。

OBも駆けつけ

智弁和歌山の勝ち越し点に沸くアルプススタンドの生徒ら=阪神甲子園球場で、木原真希撮影 拡大
智弁和歌山の勝ち越し点に沸くアルプススタンドの生徒ら=阪神甲子園球場で、木原真希撮影

 ○…アルプス席には、智弁和歌山が1994年のセンバツで初の全国制覇を果たした時の二塁手、川原一剛(くにたか)さん(40)、97年に夏の甲子園で初優勝した際の一塁手、豊田和樹さん(38)ら頂点に立った経験を持つOBたちも応援に駆けつけた。豊田さんは「今年のチームは、上に行ける実力は十分。ぜひ優勝してほしい」、川原さんは「優勝した思い出は、年を取ってから改めて胸にしみてくる。そこまでたどり着くのは大変だが、経験してほしい」とそれぞれエールを送った。

「エース超え」目指し 小堀颯投手(3年)

智弁和歌山先発の小堀颯選手=阪神甲子園球場で、森園道子撮影 拡大
智弁和歌山先発の小堀颯選手=阪神甲子園球場で、森園道子撮影

 甲子園初登板は思わぬ形で巡ってきた。エース平田投手が体調不良で登板を回避。「ここで負けたら次に投げれやんから、勝ってくれ」とエースの思いを託されてマウンドに向かった。

 序盤はリズムをつかめず先制されたが、三、四回は「強気に内角を攻められた」と持ち味の打たせて取る投球を見せた。

 「このままでは平田に勝てない、何か変えてアピールしたい」と昨夏、上手投げからスリークオーターへフォームを変えた。昨秋の近畿大会決勝で先発し、大阪桐蔭を5回無失点に抑え「打者が嫌な顔をするのが楽しい」と自信を得た。

 「うちには投手が一人しかおらんのか」と言い続けてきた高嶋仁監督(71)から「合格点」をもらい、「もっと速く、良い球を投げたい」と今冬、闘志を胸に通常練習後も居残り、ネットに向かって一人投げ込んだ。右肘を痛め、2月下旬から一時投球練習を回避したが、今月上旬に再開。不安を拭いきれない中で、ひたすら「エース超え」を目指し4回3分の2を全力投球した。

 「試合は作れたと思う。でも平田との実力差はまだ大きい」。この経験を糧に成長を誓った。【木原真希】

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