下関国際と創成館、きょう対戦　両監督意気込み　／山口

　＜センバツ甲子園＞

　第９０回記念選抜高校野球大会で、下関国際は第４日の第１試合（２６日午前９時開始予定）で創成館（長崎）と対戦する。下関国際の坂原秀尚監督（４１）と創成館の稙田（わさだ）龍生監督（５４）に対戦校の印象や意気込みなどを聞いた。【佐藤緑平、今野悠貴】

打撃の調整カギ　下関国際・坂原監督

守り勝つ野球を　創成館・稙田監督

　－－相手チームの印象は。

　坂原監督　走攻守全てにレベルの高さを感じる。投手陣の層の厚さに怖さを感じる。

　稙田監督　鶴田克樹投手（３年）を中心に総合力が高い。昨夏の経験者もおり、仕上がっている印象だ。

　－－自チームの状態は。

　坂原監督　投手は順調。打撃は、練習試合で得点に結びつけられていないので、うまく調整できれば。

　稙田監督　投手が順調に仕上がってきた。打線が湿りがちなので、試合までに調整したい。

　－－理想的な試合展開は。

　坂原監督　投手と守備力のチームなので、前半の守備で辛抱し、打撃の方は１点ずつ積み重ねたい。

　稙田監督　接戦になると思うので、中盤までしっかり粘って１点を取りたい。守り勝つ野球をしたい。

　－－試合でのキーマンは誰か。

　坂原監督　投打の柱の鶴田投手。彼を中心に守り勝ってきたので、鶴田が鍵を握っている。

　稙田監督　投手陣の中心、川原陸投手（３年）。投手力で勝ち上がってきたので、ゲームを作ってほしい。

　－－初戦への意気込みを。

　坂原監督　甲子園初出場の昨夏は、あっという間に終わってしまったので、まず１勝だ。

　稙田監督　甲子園で勝つことはすごく難しい。自分たちの野球ができるかにかかっている。