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第94回センバツ高校野球

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第90回選抜高校野球

勝利願うグラブ 松山聖陵、OBが自作練習用贈る /愛媛

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トレーニング用のグラブを手にする石川佳和さん=奈良県桜井市で、中川祐一撮影 拡大
トレーニング用のグラブを手にする石川佳和さん=奈良県桜井市で、中川祐一撮影

 <センバツ2018>

 第90回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場している松山聖陵。ナインはOBから贈られた特別なグラブで守備を磨いてきた。贈り主は奈良県桜井市でグラブ工房を営む石川佳和さん(30)。「センバツでいいプレーができますように」と願いを込めて一つずつ丁寧に作ったものだ。【中川祐一】

 センバツ出場を決めた松山聖陵に今年2月、グラブが三つ届いた。通常のグラブより一回り小さいトレーニング用だ。指先が通常のものより5センチほど短く、ボールをグラブの中心で受け止めなければ捕球できないため、「改めて守備の基本を学ぶことができる」と石川さんは話す。

工房でグラブを縫う石川佳和さん=奈良県桜井市で、中川祐一撮影 拡大
工房でグラブを縫う石川佳和さん=奈良県桜井市で、中川祐一撮影

 高校時代から、打撃より守備が好きだったという石川さん。同校の指揮を執りはじめたばかりの荷川取秀明監督(36)のもと、3年の夏には守備の要である遊撃手を任された。大学でも野球を続け、「野球に関わる仕事がしたい」と卒業後に奈良県のグラブ製造会社に就職。3年ほど前に独立した。

 「教え子がこんなプレゼントをくれるなんてうれしい。励みになる」と荷川取監督。選手たちは大会第6日の第3試合(28日午後2時開始予定)で近江(滋賀)との初戦に臨む。石川さんは「とにかく勝ってほしい」と甲子園での初勝利を心から願っている。

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